クルーズ体験記

リバティ・オブ・ザ・シーズ号で体験した西カリブクルーズ

マイアミの生活にすっかり慣れた頃、急に日本へ帰ることになりました。マイアミと言えば、美しく長く続くマイアミビーチとコバルトブルーのカリブ海の船旅。内陸部に住んでいた私は、カリブ海はおろかビーチに行ったのは数回。近くにあるディズニーワールドに行ったのもたった3回。いざ帰るとなると、しそびれている事が走馬灯のごとく頭をよぎりました。帰る前にどこか行かなきゃ。やっぱり船旅だ。

7歳の子どもがいます。船の上で子どもが退屈しては大変。ディズニークルーズにすると、船旅もできるしミッキーマウスの世界にも浸れる。他の船では子どもがつまらないだろうーーー。しかし、いろんな国を巡るのは、子どもも私も楽しい。そこで、船旅の達人みちよさんに相談。ロイヤルカリビアンの世界一の船、「リバティー・オブ・ザ・シーズ」で西カリブに決定。

パッキング

なにせ、船の上に7日間。クリーニングサービスはありますが、そんな贅沢もいかん。と、衣類を選ぶ。ある人曰く「捨てても惜しくない古シャツを持っていき、着たら捨てる。到着地で買った新しいシャツを着て、それは土産として持ち帰る。」「外で遊ぶとたっぷり汗をかくし、一日に一着では足りないわよ」これらを考慮して支度しました。シャンプーの種類などにこだわらないなら、船内にシャンプーなどは準備されています。タオルもあります。歯磨き歯ブラシ、くしは持っていきましょう。サングラスにサンダル、日焼け止め、帽子はお忘れなく。短パンはいたく重宝です。さあ、準備万端。

1日目 マイアミ・乗船日

いよいよ、マイアミ港へ!港に向かう橋の上からホテルのような船が見えます。気分はもうカリブ。タクシーを降りるとポーターに貴重品と必需品以外の鞄(タグをもらって、部屋番号を書きましょう)を預けました。チップは一つに付き1ドルです。チケットとパスポートを手に列に並びます。手続きは飛行機とほとんど同じ。ここでは搭乗券ならずカードを貰います。船内でのクレジットカードでもあり、部屋の鍵でもあるシーパスカードです。各自、子どもにも渡されます。これは船内での IDでもあるんです。一人前に扱われた子どもは、自分のを手にご機嫌です。

船の中に入る前にまず記念撮影。我が家の家族写真の中で最高の写りとなりました。そして船内へ。そこはピッカピカの街!まず昼ご飯を食べにウィンジャマーに行きました。景色を見ながら好きな食べ物を物色。アルコール飲料以外は無料。なんと贅沢ーー。その後部屋に入って、配られる船内新聞(コンパス)を見ながらあれこれ予定をたてていると、避難訓練の放送が入りました。部屋に設置してあるライフジャケットを着てそれぞれの避難場所に行くのです。子どもの興奮が想像できますか?(私たちの時は雨だったので、廊下に皆がでて部屋係の人たちが確認するという形でした) 

いよいよ出航。この日は小雨が降っていました。でも、ほとんどの人がデッキの近くで出航を楽しみます。低く柔らかいボーッという音と共に、ゆっくりと海の上を動き出す瞬間は、本当に旅立ちです。
夕食は2部制(18:00からのファーストと20:30からのセカンド)です。私たちは寄港地で遊んでからばたばた食事—というのが嫌だったので、セカンドを希望しました。夕食は毎回同じテーブルで同じメンバーと聞いていました。さあ、どんな人かしら。席へはウェイターが案内してくれます。その先で私たちを待っていたのは、同じ家族構成のホセ一家(7歳の子どもと両親)。どうやら席に関しても船の方でかなり配慮してくれているようですよ。

フルコースメニューは分かりやすいし、日本語版も準備されています(品切れならごめんなさい)。テーブル専属のウェイターが親切に説明してくれます。私たちの専属はカルロスさんとそのアシスタントの女性ニーナさん(だったっかなあー)。誠にユニークで芸達者の彼らは、手品や歌でテーブルを賑わしてくれました。毎夜披露される違う手品に子ども達は釘づけです。食事よりもこっちが楽しくて、子どもたちの挨拶はいつも、「今日はどんな手品?」さて、美味しい夕食の後で部屋に戻ると、部屋には上段ベッドが作ってある。しかもコウモリが飛んでいる!(これはタオルアートです。毎夜違う動物が部屋で私たちを待っていてくれました。夕食後にドアを開けるのが楽しみの一つになりました。)

余談ですが、私たちの荷物の一つがなかなか届きません。ゲストリレーションズへ行って報告して戻ってくると電話が入りました。「ヒーティングスタッフが入っているので、預かっているから取りに来てください」との事です。何のことか分かりません。ひっかかるようなヒーティングスタッフ?なんじゃろかい?爆発物に見える何かあったかしら?火を出すようなものってないよねえーー。
で、担当者が開けて出てきたものはーー。お鍋。そうよ、日本に帰るまで使っていた大好きな鍋を、そのまま鞄に放り込んだ!なるほど「ヒーティングスタッフ」  
「船内で何か料理するのか?」「まさか−%$&#$%%$&(^0^)」
結局、降りるまで預けることになりました。その場には、シュノーケルで使う予定だったというもの凄いナイフを持っていた人、まさにヒーティングスタッフである登山用の調理器具を持っていた人なんていました。いやあ、いろんな人がいるわ。すべては没収され、降りるときに返してくれるという手続きをとります。

2日目 航海日

この日は移動日です。朝食に行くと、お味噌汁やらご飯もある。そりゃあ有名料亭の味ではないですが、ついつい手がのびてーー。それなりに美味しい。なによりほっとする。今日の昼はダイニングルームへ行くことにしました。入るなり良い香りです。そう、ここではパスタを目の前で作ってくれます。目で見てパスタの種類やソースや具を注文します。窓側の良い席に座り、ちょいと贅沢な気分。これもただなんだ!サービスは最高よ。席で待っていると持ってきてくれる。で、超うまい。もちろん他のメニューもあるのですが、ここではパスタが絶対にお勧め。

移動日はプールにジャグジー、トレーニング!プールサイドのソフトクリーム(もちろん無料)はこの辛党の私ですら、一日に2、3個食べておりました。で、私はこの日に美容室に行くことにしました。予約を入れて、時間に行く。私はラッキーだったようです。もの凄く丁寧にしてくれて、時間もたっぷりかけてもらえました。腕のいい美容師だったわ。はあ、さっぱりした。お値段も手頃です。ディナーでのフォーマルドレスをきめてやろうという人がしっかり予約をいれていました。凄い意気込みだね。

食ってばっかりでは能がないわと、子ども連れでジムへ。実は7歳の子どもはここは使用できません。が、無知故の無謀。少しだけ一緒に隣同士でランニングマシーンで“歩き”ながら一面の窓から見える海を眺め、ランニングマシーンに取り付けられたテレビを楽しみました。。ここにはサウナもあるのだけど、残念ながら、私たちは結局最後までここでのんびりする時間すらないくらいに、その他の事で遊びまくっておりました。

船内での食後の楽しみは、毎日のショー。内容は様々。初日のトークショーは今一つ英語の苦手な私には面白くなかったけれど、その後は、面白いものが目白押しでした。ショーは内容と共に必ずチェックしてください。そして、忘れてはならないのがアイススケートのショー。ただし、アイスショーは定員があり、チケット(無料)をあらかじめ手に入れないといけません。新聞(コンパス)にお知らせが載りますので、是非是非お見逃しなく!アイスショーでは日本を意識したテーマが沢山出てきます。美しく楽しい、そして凄い技ですよ。ちょっと寒いから羽織るものを持っていきましょう。長ズボンが安心できます。本日の特別ゲストで、ロシアから輪投げの達人カップルがショーを盛り上げてくれました。ヒューヒュー。本当に巧みなんだから。

この日の夕食はフォーマルです。ばりっと決めたセカンドシートの人たちが、ダイニングルームの扉が開くのを、いつかいつかと待ち受けています。皆さんとてもきまっています。この日の夕食の時に、ホセ夫妻からある申し出がありました。「この日のショーは子どもにはつまらなさそうだから、子どもをキッズルームに預けてみないか。そして、ショーの後で少し飲みに行きましょう。」——という訳で、今夜は子ども抜きで大人の時間です。バーでカクテル「モヒート」を注文。ああ美味しい。すてきな音楽とムードに酔いしれていると、ホセ夫妻は音楽に併せて手を取り合い自然に踊り出す。(ううむ、文化の違いを感じる。しかし絵になる!)ちなみに、子どもたちは1時間5ドルで夜の1時まで預かってくれます(7時前のプログラムの中なら無料で預かってくれます)。少々罪悪感を感じつつも、なんとも便利なキッズルーム。。迎えにいくと、我が子どもたちが最後の二人だったのですが、ご褒美のたこのキーホルダーを二つも貰ってニコニコ顔。「明日も来る」なんていってます。ありがとうありがとう。

3日目 ラバディー(ハイチ)

今日の寄港地は、ラバディー(ハイチ)。緑生い茂る島が見えてきました。みなデッキに出て、久しぶりの島にやや感動。さて、贅沢な夫は、ウィンジャマーの食事に飽きたと抜かす。そこで、時間をチェックして、ダイニングルームで朝食をとることにしました。ううん、これはいいよ。いけるよ。ゆっくりとリッチな気分で美味しい朝食を召し上がれって感じ。 

本日はロイヤルカリビアンのプライベートビーチ。島には小型の船に乗って行きます。持ち出し用のベージュ色のタオルを持って、水着に着替えて島へ行きました。島ではハイチ人の音楽隊が演奏をしてくれています。演奏する彼らの目がなんか遠いところを見ているんですよ。昔を懐かしんでいるのかしらなんて、ふとふとーー。

一目散に行ったのは、アクアパーク。ここの海は波がない(!?)綺麗な塩水を入れた天然のプールの様な水面です。その上にビニールでできた遊具があります。トランポリン。ロッククライミング。大シーソー。落ちても安心。わあ、楽しそうーー。浜に準備されている救命具をつけ、だだっと私たち一家はその中へ。—すると監視員のかっちょいいお兄さんがニコニコしながらなんか合図して手招きする。??とお兄さんの所にいくとー。「ここは定員が決まっていて、時間制で交代です。浜で料金を払って自分の順番を待って下さい。交代の時には笛がなります」わあ、ごめんなさい。
海上のトランポリンなどの遊具は超面白い。そして結構いい運動。綺麗で安全な海でふわふわ浮いていると、極楽極楽。

昼はここでバーベキュー。いい匂いが漂っています。アルコール飲料もシーパスカードで飲めます。料理やタンクの水は無料。食事の心配をしなくていいのは本当にありがたい。思いっきり遊んで、船に戻りました。子どもにせがまれ、またプール。その後はプロムナードを歩きながらショッピング。ここで売ってるクリスマスツリーのオーナメントはお勧めです。

ところで、室内の居心地が抜群にいいんです。機能的にできている部屋は、居心地が良い。3人分の荷物が十分に納められ、快適な空間に早変わり。むしろ落ち着く感じです。ふうむ、胎内!とは言い過ぎだね。シャワールームも、これ以上のスタイルはないぞよと思うほどに機能的です。おまけに皆が驚くのが、寝心地の良さ。ベッドの質は最高です。ちょっと休憩なんて思ってひっくり返ると、ぐっすりと寝てしまう。嬉しいのだけど、これでショーを見逃したら大変!(実際、食事を同席したご一家のご主人は、何度かこれで失敗したそうです)

4日目 モンテゴベイ(ジャマイカ)

モンテゴベイ(ジャマイカ)に到着。ジャマイカと言えばブルーマウンテンのコーヒー。100パーセント表示をしっかり見て、値切って買うぞ!しかし今日のメインはダンズリバー。バスに乗り一路目的地へ。みんなで手をつないで滝登りです。足を滑らせては大変ということで、ゴム草履をはく事が義務づけられています。(草履は5ドルでレンタルできます)。グループも決まり、ガイドさんを紹介され、いざ滝へ!凄いのよ。流れが。水の量が。必ず水着着用。濡れる事からは逃げられません。滝を見上げると、大勢のグループが手をつないで上っています。怖い!けど、楽しい!時々、足をすくませる人もいます。すると、グループの中の逞しい男性が手をとって助ける。すてき。この滝上りには、アメリカならではのぶっといおばさんやらお年寄りもいるんです。でも、みなで協力しながら上っていくのよ。滑り台みたいに滑って小さな滝壺みたいな所にどどんと落ち込む場所もあります。スリル満点。ここで写真を撮ってくれます。写真機は水にぬれるし、両手自由が安全。ガイドさんに1ドルで預けましょう。そしてプロの人がビデオを撮っています。しっかり画面に入りましょう。ここに来て、我が夫が疑問を抱きました。「けが人が出ても不思議ではないような滝上り。アメリカなら絶対に参加する前に契約書を交わさせられるよな。さすがジャマイカ!」何がさすがなんだろうね。おまけの話ですが、我が子は大の恐がり。まだ泳げないし水が怖い。なのになのに、逞しいお兄さんにしっかりと手を握ってもらって、一所懸命何も言わずに上っている。私はいたく感動しました。ああ、この子も大きくなったもんだ。(今こうして書いていても思い出すし感動します。自然にも、息子の姿にも、そしてナイスガイの助っ人にもーー。) 感動と興奮を持ったままバスに乗り込みます。みんなワーワーと先ほどまでの話をしています。

この日は昼ご飯を食べている暇がありませんでした。しかしセカンドの時間まで食べないでは居られないーーー。そこで、プロムナードのピザを食べる事にしました。旨い!無料!おつまみ系もサラダもある。たまらんねえ。もちろんビールで乾杯よ。

ふうう、忙しい一日でした。超過密な遊びスケジュールの中、ちゃっかりと仮想パレードも見ちゃいました。わあい、毎日お祭りだ!

5日目 ジョージタウン(グランドケイマン)

ねえ、ルームサービスの朝食を試そうよ。ということになり、昨夜にメニュー表を書き込んでドアノブにかけておきました。(ノックノック)わあい、来た!チップを1ドル渡して、トレイを受け取る。部屋で食べるのも人に邪魔されなくて静かでいいもんです。

そして本日の寄港地はジョージタウンのグランドケイマン。ドルフィンと泳ごうーーは、もうメジャーです。私たちはここでまだマイナーな、「スティングレー(エイ)ふれ合いツアー」に参加。バスで目的地に向かい、そこからカタマランタイプの船にのってスティングレーのたまり場(?)まで行きます。船上では日焼けした若いキャプテンがかわいいスティングレーのぬいぐるみを使いながら、彼らにどうして接するといいのかを説明してくれます。なあに、英語が分からなくても、彼のするようにまねすりゃいいのだ。船の上には水と甘い飲み物も用意されていました。船の上は日が照りつけて暑い! 両翼の間に貼ってあるマットの上に乗り、その黒い網の目から下の海を見ると、ああ、なんて綺麗なんでしょう。で、ジーと見ていると、何やら黒いものがちらほら見える。そうなんです。スティングレーが姿を現し始めました。少し向こうの方を見ると、まるで釣り船が釣り場に集結しているかの如く、沢山の船がある場所を中心に向き合っています。スティングレーの住処だ!近づくにつれ、悲鳴が聞こえます。私たちも海の中へ。深いところもありますが、浅いところもあり、そこで立っているとスティングレーが足の間をすり抜け、腰の周りをなでて泳いでいきます。不意に触れられる怖さやぬるっとした感触をを知りつつ自らそこに行ったのに、キャーキャーとわめく。気分最高だわ。ジェットコースターでわめくのと一緒ですね。。そして天然のスティングレーを抱く事も可能です。触ってみると意外と固い。内緒ですけど、私はうっかりと目に指が触ってしまいました。ごめんと思ってみると、なんと美しい澄んだ目。ちらりと見られたような気がしたんだけど、錯覚か?帰りの船上では皆何も語らず目をつむって寝ています。体を日に焼いているカップルもいました。俗世を忘れて、横になってコバルトブルーの海の上を進んでいく。いくら暑くっても、丸々のカリブなんだからね。

夕食前のピザが気に入り、今日も行ってしまった。さらに夕食後、私たちとホセ夫婦はまた夜遊びをする事にしました。ホセはカジノが好きらしい。堅実な彼は予算を決めて、その中で遊ぶんだって。私たちはバーに行って静かな一時を過ごすことにしました。子ども?勿論キッズルーム!そこで歌っているお兄さんは、連日のショーで主役をしている彼ではないか!おっ、あちこち見ると、ショーに出ていた人も飲みにきている。なんかなんか凄いわ。ちなみに、船内で時々、(あっあの人は確か、ショーの時の人だ)という出会いがあります。だって考えてみりゃあ、彼らも同じ屋根の下ならず、船の上に暮らしてるんだもんな。

6日目 コズメル(メキシコ)

メキシコのコズメル到着。マヤ遺跡はとても魅力的。実は事前に船旅の達人みちよさんに相談。彼女曰く、「遺跡はとても素晴らしいし是非見てもらいたいのだけど、7歳の子どもにはあまりお勧めできないなあ。」とのこと。暑い中をかなり歩くし、見るものも、幾ら歴史があり素晴らしくても「石」。ということで、次の船旅ではここに来るぞと自分で結論づけ、シャンカナブー(?)のナショナルパークに行くことにしました。ここでは大きな浮き輪にのって川を下ったり、スキューバーをしたりと、水遊び三昧です。いつの間にかすっかりと水大好き少年になった息子にはうってつけ。洞穴の中にも行けるらしいし、行くぞ!現地まではバスに乗るのですが、バスの乗り場までは歩きです。これが暑い!ガイドさんは恐縮しながら「あと少し、少し。」と元気づけてくれる。ボトルの水を頭にかけて冷やしながら歩いている家族もいました。さて、やっとこさとクーラーの効いてるバスに乗り目的地へ。入り口では入場券のランクアップもできます。これをすると、シュノーケルの道具を借りるのに加え、バイキングの昼食付きになります。そして合計で値段が安くなるということ。私たちはバイキングはいらないので、ランクアップせずにシュノーケルの道具だけを借りる事にしました。 大きな浮き輪の川下り。気分よいのだが、この浮き輪、思うように進みません。あっちの岸にごっつん。こっちの岸にもごっつん。マングローブ(だよね)が岸には生えているのですが、これをつかんではいかんらしい。罪にならない程度にちょいと押してどんどんと下流へと降りていきます。その次には、シュノーケル。魚を探しながら波穏やかな海でのシュノーケルは楽しい!息子は初めてのシュノーケルに尻込み。「浮き輪にのって遊ぶ」んだって。が、ヒョンな事から彼は水の中に墜落!救命具をつけているので安心安心。彼はそれ以後、救命具をつけて水の中でぷっかぷか遊ぶ醍醐味を知ったようです。さあ、私たちは一路洞窟へ!入ると女性がキャー。ギャーとわめいている。なになに?サメが出たって?そういう騒ぎなのよ。カメラを片手に記念撮影をしているプロの人が「違う違うサメではありません。ただ大きな魚です」—で、ようくようく見ると、まことにでっかい魚が泳いでいる。半端な大きさではありません。凄い怖い。シュノーケルを楽しみ、川下りを楽しみ、もうもう大満足の安心安全マリンスポーツでした。
余談ですが、道具は中で現金で借ります。ロッカーにも現金がいります。船から降りてATMを探してもみつかりません。現金を準備して行きましょう。そして、みちよさん情報によると、カジノでシーパスカードで現金を下ろすのが、手数料がかからなくて一番賢い方法だそうです。

呑気な私たち。うっかり現金の持ち合わせがなくておたおたしていると、ガイドさんが貸してくれました。なんて優しいガイドさん。ありがたい。その後、ガイドさんへ返すお金を引き出す所がなくおたおたしていると、同じ船の人が貸してくれました。部屋番号を聞くと「(お金は)あげるよ」と言います。日本人はやっぱ律儀な国民ですもの。船の中でなんと彼ら家族と巡り会うことができてお返しできました。よかった。

7日目 航海日

あっという間に岐路になりました。今日は終日航海です。息子はロッククライミングに挑戦。装具をつけてもらい、靴を借り、列に並びます。上まで行く子もいれば、1メートルくらい登ったところでもがいている子どももいる。ちなみに我が息子は後者。へこたれた彼はまたもやプール遊びを要求。パスタ昼食をダイニングルームで取り、プールデッキでゆっくり過ごしました。振り返ると、船内ではいろんなゲームがあったのですが、参加しそびれたなあ。だってあまりにもすることがあってさあ。体が二つあると誠によろしい。チョップスグリルもイタリアンの店も試すぞ!と、最初はあんなに意気込んでいたのに、手品と毎日変わるディナーにすっかり満足し、ホセ家族との食事も楽しくてどこにも行かずじまい。なのにもう最終日。今日はまとめて払うチップの準備やら、下船の準備もしなくちゃ。

チップは現金が面倒だったので、クレジットカードで払うことにしました。数日前にゲスト・リレーションの所にある用紙に記入しておくと、バウチャー(クレジットでチップ払いましたという証明書)が部屋に届きます。それをそれぞれの封筒に入れて準備しました。ラストダイニングで、“マジッシャン”カルロスと、その弟子ニーナに封筒をわたし、彼らのトップの人にも渡します。この日はいつも以上に歌ったり笑わせてくれたりの大サービス。彼らも嬉しそう。勿論最後の手品も忘れていませんよ。

さて、部屋に戻って下船準備。就寝の前に、部屋に配られたタッグをスーツケースにつけて、部屋の外に出しておきました。(最後の夜かあ)現実がだんだんと迫ってきます。

8日目 マイアミ・下船日

わあ、目覚めるともうマイアミ。いつもより早めに朝食を食べます。そしてベッドの上にはキャビンアテンダントの人へのチップを置いておきました。その後、貴重品などの手持ちバッグを持って、部屋から出て自分のタッグの色が呼ばれるのを待ちます。楽しかったねえ。早かったねえ。きっとどの家族も同じような会話をしているのでしょうね。さあ、下船したら、後は流れについて行く。飛行機の場合と同じです。スーツケースを受け取って、税関も通ってーー。そしてマイアミの大地を踏みました。

遊びに忙しく、その癖のんびりとできたこの旅。まだ沢山のやり残しがあります。船内イベントも30パーセントくらいしか楽しんでないぞ。寄港地でもやり残しがあるぞ。いろんな国に行けて、しかも移動の荷造りに振り回される事もない。食事に頭を悩まされることもないし、ショーも見まくりという船旅。この良さにすっかりと取りつかれた我が家は、次の船旅を計画中です。。。。